さて、3話目の続きもの。
クライエントさんからの質問
「受け入れるってなんですか?」
前回までは
なぜ、それが気になるのかを観て
自分の価値観や
そのきっかけを理解するというお話。
そして、大切にしたい価値観は残して
自分にかけている「抑圧」を知って
ちょうど良い感じに調整する
というおまけ付きでした。
相手の世界へ
ここからが難しいのだけど。
自分には
理解できない相手の思考や行動
自分では
受け入れたくない自分の思考や行動
ここを理解していきます。
「え?!
それが意味わからんから困ってるんですよ」
と聞こえてきそうですね。
こんな時に助けてくれるのは
「視点の切り替え」
個人セッションでも
例え話をしました。
自分が、カフェで働いていたとします。
いつも気になるお客様がいて
「いらっしゃいませ♪」と声をかえても
挨拶するどころか
にこっともせず
視線すら合わせない。
そして
食事を提供しに行っても
ブスっとした様子。
何か話したと思ったら
「スープがカップの横に付いてます」
と自分の気になることだけ
指摘してくる。
レジでおつりを渡すと
サッとおつりだけ取って
さっさと帰る。
こんなお客様がいたとしたら…
「なんやねん、感じ悪いわぁ」
「あ、また来た…
そんなに嫌なら来なくていいのに」
って思うんじゃないでしょうかね。
前回の記事
なぜ、気になるの?からいくと
「笑顔で挨拶したい」
「人と気持ちよく関わりたい」
という自分の価値観と
「愛想よくしなければならない」
「嫌われたくないから笑顔でいなければ」
などなど自分への圧が見えてきます。
じゃぁ。相手のは??
「あの態度…」
となると
意味不明の理解不能…
じゃないかな。
視点が変わる時
では、ある時
その「感じ悪いと思っているお客さんの妹」
と名乗る方がいらっしゃって
「実は…姉は、
過去にこういうことがあって、
人と目を合わせるのが難しかったり
細かいことが気になってしまうんです。
でも、このお店のことが気に入ってるんですよ♪
センスがよくて
店員さんも優しいって話してました。」
と話してくださったら
あなたの中で
変化がおきるんじゃないでしょうか。
その次に、そのお客さまがいらっしゃったら
「いらっしゃいませ」の挨拶に
笑顔がなくても
目が合わなくても
笑えないし
目も見れないけど
それは、怖さがあるからであって
本当の気持ちは
喜んでいるんだなって知ってるから
笑顔がなくても
言葉がなくても
そこにイライラしないんじゃないかと思うのです。
今までとは違う
「相手の見ている景色」を知ることができたから
相手は何一つ変わってなくても
自分の「相手をみる世界」が変わってる。
これと同じことを
自分の世界でもやってもる。
自分が認識している世界だけじゃない
自分の中にも
まだ自分が知らない世界がある。
忘れてしまった世界
隠れてしまった世界があるかもしれない。
そこを知っていくのです。
でも、
これを自分一人でするのは難しい。
そんな時は
誰かの力を借りるのがいいと思います。
ちゃんと話を聴いてもらえて
本当の本音を話せる人
客観的な視点を共有してもらえる人
に力をかしてもらってくださいね。
誰かの力をかりて
今までとは違う視点を持つ。
それが、心の中の平和につながっていると思っています。
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