不幸な女について
- ohtaki mito
- 1月20日
- 読了時間: 3分
更新日：2月2日
ご本人の承諾を得て
セッションでのお話、
その流れについてご紹介します。
これが誰かの心の物語のヒントに
なるかもしれないという
願いをこめて。
「仕事が続かないんです。
就職するけど
パワハラにあって
やめることになる。」
それを繰り返しているんです。
そんな自分から
変わりたいと
私のところに来てくれました。
彼女が話してくれる
今までの人生
なんて言うのかな
「不運」「不幸」という言葉が
うかびます。
泣いたり
笑ったりしながら
今までのことを教えてくれました。
彼女が話していると
優しさで溢れている
と感じます。
そんな彼女に
自分で自分のことどう思う？
と聞いてみたら
「私は、結局うまくいかない」
「悪いことが起こるのは私」
「始めからうまくいかないと
分かってるから諦めてる」
というようなことを
話してくれました。
その感覚が
当たり前な彼女にとっては
まるでそれが「事実」のように
話が進んでいきます。
「あの時もこうだったし
あの時もこうだったし」と
答え合わせをしているような感じ。
私は、それを
「うん、うん…」と聞いていて
でも、どここで
違和感のある「偏り」を
感じました。
私がみている彼女は
そんな「不幸な世界」が
全然、似合わない
その
柔らかいあたたかさと
誠実さと真面目さと笑顔
断然、「幸せ」が似合う
その日は、
しっかりと人生の紐を解いていきました。
心の旅の始まりです。
時間を戻す
どんどん戻していく。
そんな中で
出逢ったのです。
「私は、うまくいかない」ではなく
「私は、うまくいってはいけない」
もっと言えば
「私は、うまくいきたくない」
という気持ち。
心の奥で
彼女自身が
強い意志を持って決めたことのようだったのです。
まったくの無意識に
次回は
彼女の心の物語の後編です。
ここまでのところで
あなたの心にも
思いあたるところがあったら
教えてくださいね。
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