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SINGLE POST

予測していなかった言葉が出た日

 

今月の『Home』と「Journey』

どうも、お申込が上手くいかない

ことがあるようです。

 

「AIに、はじかれちゃうんです。」

とか

「開催日程がないと出ます。」

 

と連絡いただいています…

 

もし、不具合あった方は

遠慮なくこのメールに返信して

教えてくださいね。

 

今、システムに問い合わせ中です。

 


山あり


娘の通う保育園は

年長になると

長野の南アルプス登山の合宿があります。

 

ほとんどロープウェイで上がるのですが

よい感じに「山の大変さ」もあり

よい感じに「高山の湿地の気持ちよさ」もあり

 

そして、何より最後のあの景色は

「山、登ったーーー!」という

満足感で満たされます。

 

4年前の息子の時にも参加しましたが…

今年の合宿は

格別な学びが

たっくさんありました。

 

何か一つでも

みなさんの心に届きますように…

という思いをこめて

お届けします。

 

 

娘は、4人の同級生の中でも

しっかりタイプ。

理解も早いし

意見もはっきり言える人です。

 

が…

 

一日目の夜、

寝る時間になって

うちの娘だけが

子どもたちの部屋で大泣きしたそうです。

 

園長先生と話して

なんとか眠りについたけれど

 

「あのかなえが⁈」

という感じだったかもしれません。

 

夜には、その話を

先生が親たちにも

シェアしてくださいました。

 

2日目の夜も、

彼女は寝る時間の前に

私のところにやってきて

ぽろぽろと大粒の涙をこぼして泣きました。

 

「ママがいい~~~~」

 

「先生にどうしても…ってお願いしたら

 ママと寝れるかもしれん…」

 

それはもう渾身の訴え。

 

そんな時

 

あなたならどんなことを考えますか?

なたならどんな声をかけますか?

 

 

その時の私は不思議と落ち着いていました。

ただ娘のことを励ましたいなぁと思いました。

  

「kaeにはできる」

 

そう感じていることを伝えたいと思いながら

 

娘がひとしきり、

思いの丈を話している間、

 

私は、ただうなずきながら話を聴きました。

 

そして、娘が話し終えた後、


 

私の口から出た言葉は

私の想像していなかった言葉でした。


 

「kae、これを言えてよかったなぁ。」

 


自分でも「え、そうなんや」って少しびっくり。

 

これは私から出た言葉と言うよりも、

それまでの2日間、

その「場」がそういう空気感だったから

私はそれを感じ取って

この言葉を伝えたんだと思います。

 

右を向いている子を左に向かすのではなく、

右を向いたまま一緒に右を向く。

 

「そうできてよかったね」

 

という気持ちで関わる。

違う子のことでしたが、

そんな話を、前の晩に聞いていたのです。

 

その言葉を聞いた娘は私を見ました。

そして重心が下がった気がしました。

 

「安心した」

 

そんな感覚かなぁと思います。

 

その後も

一旦、ぶり返して

思いっきり泣いてから

 

もう一度、その言葉を

心から伝えました。

 

また娘の重心が下がった感じがしました。

 

私の中に焦りがなく

誰かにどう思われると言う気がかりもなく

それなら一緒に寝てやろうかという気持ちもなく

 

私の中もすっきりしていたように思います。

 

最後は、

「明日の朝、

 出会ったら1番に,くまちゃん抱っこしようね。」


と約束したら

 

勇気の湧いた顔で

大きくうなずいていました。

 

それから

娘のタイミングで、

すっと振り向いて自分の部屋に入っていきました。

 

いつも強い娘が

「こんなに泣くんだもの。

 よっぽど悲しいんだろう」

 

と同級生も見守ってくれたようです。

 

娘が、電気をつけて寝たいと言うと

 

「kaeがそうしたいなら

 そうしたらいいよ」

 

と言ってくれたそうです。

 

次の日の朝

私を見つけた娘の表情は

 

本当にキラキラしていました。

 

不安や焦り

ごちゃごちゃした何かが

もう胸にはなくて

重心が下がって、すっきりしてる!

 

「できた!できた!!

 わたしはできたーーー!」

 

中の中からキラキラ輝いてる

そんな笑顔で駆け寄ってきてくれました。

 

あの朝のくまちゃん抱っこは、

一生の宝物です。

 

この三日間での娘の成長を見ることができました。

 


そして、もう一人


そして、私の中も大きく変化していました。

4年前も、

同じ場所で同じことをしたはずなのに、

私の中に、

ごにょごにょしたものがない。

 

ブレない何か、

すっとした心が通っていました。

 

安心感の中で過ごせていたと感じました。

 

昨年までの1年の100日の学びに力を出し分

仲間と出会えた分、

 

私の心の畑の土が良い状態に

なっていたのだと気づきました。

 

先生たちの30年代の伝統、

子供たたちとの日々の関わり、

そのすべてのおかげで、

私は私と出会い直すことができました。

 

還暦を越えている園長先生も

4年前と全然違う感じがしました。

 

「私も、まだまだ成長したい」と

園長先生。

 

私も還暦を越えたって

ずっと学んで成長していきたい。

 

子どもたちのおかげで

私も成長させてもらえてありがたい。

 

そんな夏の終わりです。

 

*******


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安心、安全の場所。

あたたかさと楽しさと、ちょっとの真剣さ…

どなたでも一緒に過ごしましょう。

 

 9月25日 15:00~16:30

   9月 27日 9:30~11:00

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