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人生の現実が変わる時(連載 2/5)

さて、今回も

「誰かの助けになれば幸いです。」

と、エピソードの紹介を

OKしてくださった方の

心の旅のお話。

前話のつづきです。

 

「人は、俺を攻撃してくる」

と感じて生きていた彼のもとに

突然やってきた家族の不幸。

 

遺された家族には

しなければならないことも

たくさんあるようです。

 

本来なら

それを担うはずの父は

それを当たりまえのように

彼に求めたようです。

 

立場上、彼に

いろんな負荷がのしかかります。

 

 

育った環境から

「人を頼る」という選択肢はなく

 

「自分一人で

 なんとかしなければならない」

 

歯を食いしばってでも

何日かかってでも

やるしかない。

と思って生きていた彼。

 

 

でも今回は、

一人の人ができる

キャパを越えていました。

 

 

そして、今の彼は

以前の彼とは違ってた。

 

 「できることあったら言ってよ」

と言ってくれる人が

周りにいて

 

それを素直に受け取った

彼がいました。

 

そして

彼の中に

「助けてほしい」と伝える

という選択肢がうまれ

 

それを伝えることもできた。

 

そして

二人の大人に

一日使ってもらう大仕事。

実際に来てくれて

一緒に動いてくれたそうです。

 

その日の終わりに

「お礼に…」と

差し出した封筒を

 

「それは困る。

 こっちが困った時に

 また助けてくれたら

 それでええんや」

 

って返される。

 

責められ

攻撃されるどころか

 

助けられ

見返りも求められない現実。


 

人生の景色が変わる


彼の見ている

「人生の景色」が変わった瞬間

だったのではないかと思っています。

 

窮地に立ったから

助けを求めることができた。

 

というのある。

 

でも、以前のままの心の状態だったら

それでも

頼むこともなかったかもしれないし

 

頼んでいても

結果は

攻撃されたり

責められたりして

また大きな傷がついたかもしれない。

 

ここに来るまで

彼の中の心に刺さった

小さなトゲや

大きなトゲを

 

一つずつ

ちゃんと理解して

自分の手でそっと抜いてきた

これまでの時間がある。

 

少しずつ

恐怖や不安が

薄まっていくその感覚を

しっかりと味わったから。

 

そして

何かの物事を

「攻撃される」

という前提で捉えている

自分の癖に気づけたから。

 

ここが大きい。

 

かと言って

その癖が悪いんじゃない。

 

そういう自分を

そういう自分の「癖」を

 

しっかりと「理解できた」

ってことが大切なのだと思います。

 

何かの時に

子どもの時の感覚のままで

そのフィルターを通して生きる人生と

 

大人の自分が

しっかりと相手をみて

心を感じて

安心して受けとる

という選択肢ができたから。

 

そんなプロセスを経て

 

彼の「人生の現実」も

変化しているのだと思っています。

 

 

次回も、もう一つ

彼にとって大切だったこと

お届けする予定です。

 

 

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