夫から学んでいること
- 4月15日
- 読了時間: 3分
夫が会社を買いました
私の夫は
おじいちゃんから続く工務店の三代目です。
「三代目が、会社を潰す」
と聞いたこともあるけれど
夫が継いでから
Ⅴ字回復させた実績があり
この度
京都市内で町屋を専門としている
歴史ある会社の事業承継として
M&Aが成立しました。
違う誰かがしている会社を
引き継ぐというのは
数字や規模だけの話ではないのだと
傍で見ていて何度も感じました。
経営状況や会社の仕組みを理解すること。これまでの実績やお客様との関係性を知ること。
そして
代々大切にされてきた
理念や想いを受け取ること。
夫は5年という時間をかけてその会社の作業着を
着て出社することから始めていました。
肩書きではなくまずは「一人の仲間」として関係を築くこと。
急に大きな変化を起こすのではなく現場の声を聴きながら
理解を深めていくこと。
その姿は、
本当にかっこよかったです。
外から入るというのはもともとからいる人の抵抗が大きかったのではないかと想像しています。
何をどこまで言っていいのか。どこまで関わっていいのか。どんな距離感で人と接すればいいのか。
戸惑いながらも
模索しつづけているようでした。
そんな中で一度話がまとまらず「この話は破談になるかもしれない」という場面がありました。
その時
ゆっくりと話を聴いていたら
いつもはクールな夫が
「社員さんたちと関わってきたから この人たちを幸せにしてあげなあかん
そんな気持ちになる」
その言葉を聞いた時
「彼の底力はここから来ているのか」
と感じました。
クールに見えるけれど本当に大切なことを
誰よりも高い視点から見て
感じて、考えて行動して守り抜こうとしている人。
新しい環境に入るとき新しい役割を引き受けるとき
最初から自分の場所がはっきり分かるとは限りません。
分からないままでも関わり続けること。
丁寧に関係を育てていくこと。
その先に信頼や役割は少しずつ生まれていく。
そんなプロセスを見せてくれたように思います。
焦らず、止まらず。
彼の歩みの中で見えてくる景色あったんじゃないかな。
なんてことを思っている春の日
かっこいい夫が
どんどん人生を進めている横で
私は、穏やかに
でも、しっかりと私の人生を
進めていきたい
今までのように
応援しあえる夫婦で
あり続けたいを思っています。
次回は、ここに書ききれなかった
彼の考え方で
尊敬しているポイントをいくつかお伝えします。
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