
この日の彼女は、少し疲れたような表情でした。
「なんだかね、最近の自分は、嫌なの。
怠けてるみたいで、変わりたいの。」
と、お話しを始めてくれました。
そんな時。
どうやったら、怠けずにいられるか。
なんてことは、考えられない私です。
心の中に、相反する彼女がいるってこと。
本当は、こうしたい。こんな自分でいたいのに、それができない。
頭では分かっているのに、動けない。
ってことには、ちゃんと何かの理由、ワケがあると思うのです。
そう。
だからね。
私たちは、二人して、耳を傾けてみました。
本当のところは、どう?って。
ごちゃごちゃになった、二つの気持ちを一つずつに分けてみる。
焦らずに、ゆっくりと。
責めずに、おだやかに。
そうしてみたら。
あらまぁ。
でどこは、とってもシンプルでした。
彼女が、幸せを感じて、充実を感じてて、安心を感じられるには、
わくわくした感覚が、一番大切だったのです。
今まで、言われてきたこと。
決められてきたこと。
が「当たり前」になっていたけれど。
そっちを優先してしまったら
このわくわくした感じの元気がなくなってしまって、
涙とともに
どんよりと自信を失っていく。
いいバランスを探しました。
彼女の能力と体力と気力にあった
彼女のバランスで
その「楽しい、嬉しい」感覚をいつも心において
仕事もプライべートも、過ごしてみる。
そうしたら、きっと。
同じことをしているようでも、質が変わってくる。
それをイメージしただけでも、心が前を向く。。。
彼女のこれからが、いい塩梅で。
これからの彼女が、心おだやかに過ごせますように。