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愛馬が白馬になった頃

June 17, 2017

 

15年前。

小学校でも中学校でも、成績優秀。

先生に頼られるほどの存在だった彼女。

 

しっかり者の姉でもあり、なんでも前向きながんばりやさん。おうちでも、学校でも、お友達とも、ずっと頑張れるし、できるし、一生懸命に生きていた彼女...

 

 

そして、ある「時」がきて、彼女は、学校に行けなく、行かなくなりました。

 

それは、きっと彼女の体が、彼女を守るために出してくれた大切な信号だったのだと思います。

 

 

それから鳥取の牧場で、親元を離れての暮らしが始まりました。

 

どんな日だって、眠気に襲われる中学時代だけど、6時半の馬エサの時間に遅れたこともなく、スタッフの提案には、いつも笑顔で「やりたい♪」と答え、誰かに何かを頼みたいときは、進んで手を挙げてくれるような、そんな天使のような彼女です。

 

 

 

ある秋、馬に乗って森を歩き、森を駆け、テントを張って、焚き火をしながら朝を迎える、ということを試みたとき、一向に準備をしない男子たちを横目に、もくもくと準備を進め、最後までやりきったのも彼女でした。

 

そして、泣きながら自分の気持ちをみんなに訴えた前夜。

 

 

それは、「本当の気持ちを伝える」という一つのステップを自分で登った彼女の記念日でした。

 

 

 

そんな彼女も、どんどん違う表情が顔をだし、

いつの間にか、みんなの末っ子みたいな存在で、ずり落ちたメガネが愛おしく、いっぱい甘えて、お腹を抱えて笑って、馬から落ちて悔し涙を流したり、みんなで励まし合ったり、

 

 

いっぱい感じて表現する時間を過ごしました。

今まで、彼女も知らなかった「そのまんまの自分」を生きた時間だったのかもしれません。

 

 

 

そして、卒業間際

「みと、人ってどこまで歩けるんやろう?」の一言で、私たち、リュックを背負って歩いてみたのです。

 

 

彼女が、抱いた疑問に、

一緒に過ごす時間の中で答えを見つけたくて。

 

どれぐらい歩けるのかさっぱり分からないけど、とにもかくにも、海に向かって歩いてみたのです。

 

海に辿りついたときのクタクタな体と裏腹に、満たされた心。

 

一緒に何かをやりきってくれる存在がいるということは、彼女にとっても、私にとっても、今でもかけがえのないモノとなっています。

 

 

 

牧場を卒業した彼女は、

行きたかった高校へ行き、

それから、学びたかったことを学び、

そして、もっと学びたいことを見つけたので、それをまた学び。

そして、夢としていた職に就きました。

 

また、その職場が、なんとも恵まれているそうなのです。

 

 

 

そんな彼女のウェディングフォトは、

彼女のママからのプレゼント。

あの頃グレーだった彼女の愛馬は、15年経って白馬となって素敵な旦那さまを乗せての登場です。

 

 

 

彼女のこれからも、きっと笑顔に満ち溢れていて、幸せであるだろう、と私の心が素直に思った週末でした。

 

(写真は、本人の承諾を得て掲載しています)

 

 

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