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ゆる記事

この秋、

うちの父は、なんだか楽しそうです。

喜寿を迎えた父、77歳です。

今も現役で、姉の店の経理をしています。

 

昨年、京都府舞鶴市で、

10年ぶりの『第九』がありました。

歌の好きな父が参加したので

家族で聴きに行きました。

 

正直、何も期待せず

「市民の第九」だもの。

「発表会を見に行く」

ぐらいのイメージで行ったのですが、

 

本当に素晴らしくって

涙が出そうなほど感動しました。

 

後から聞いて分かったのは

素晴らしい指導者だったそうです。

個人個人の恥ずかしさ、

間違えたらどうしようという

自信のなさから声が小さくなりそうですが 

 

その先生は、

どんどん心のブロックを

解除してくれたそうです。

 

だから、

一人ひとりの声がのびのびしていて

会場全体が

「楽しい」「うれしい」「幸せ」

 +

数ヶ月に及ぶ「一生懸命の努力」が

そこに溢れて

会場にいる人たちに

感動を届けることができたんだと思います。

 

 

すっかりハマった父は、

今年、大阪である

「一万人の第九」に申し込み

「抽選に当たったんや♪」

と、週一のレッスンに参加しています。

 

77歳

「これがしたい」ということがある毎日。

そこにむけて努力する毎日

素敵だなぁと思っています。

 

毎年、父の誕生日は、

「誕生日迎えた人が、周りに感謝する日や」

と言って、お寿司振る舞ってくれるのですが、

 

今年は、気落ちが第九やゴルフの練習で

いっぱいだったのか…

自分の誕生日すら忘れていたようです。 

 

珍しく

「ワイヤレスのイヤホン」を

プレゼントに欲しいとリクエストしてくれました。

 

もちろん第九を練習するため。

 いつもお世話になっている父に

良いイヤホンを

プレゼントしたいと思います。

 

一方…

 

こんな感じで

家族のことをメルマガに書くと

 

読んでくださっている方から

「なんだか理想で

 自分とは全く違う世界のように感じます。」

 

と、感想いただいたことがあります。

 

そんな時は、

「淋しい思いをさせてしまったかなぁ。」

 と心配になる私もいますが

 

現実にこうやって生きている

幸せな家族がある。

という情報があることの大切さと

 

その方の人生にも

こういう幸せの可能性がある。

 

と思って

やっぱり伝えることを選んでいます。

 

ただ、そこには

「心を整える」という

「架け橋」が必要。

 

私はその

「架け橋をかけるお手伝い」

をしています。

 

その方の人生のひととき、

その人のことを

まるで家族のように大切に思っている人

として存在したいと思っています。

 

私は、

その方のお母さんにはなれないし、

なる必要もない。

 

でも、その人の中に生きてる

泣いたままの子が

淋しいままの子が

 

信頼できる大人がそばにいる

どんな自分でも受け入れてくれる大人がいる

 

そう感じて

安心できるように

心は、そばにいたいと思っています。

  

皆さんの秋の始まりは

どんな今ですか?

また聞かせてくださいね。

 


 

*******


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