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お産のおはなし

みき助産院のみきさんに、初めて会ったとき。 みきさんが、私に言いました。 「私たちに、なんでも、どんなことでも話せるのなら、ここで産んでもいいですよ。」って。 年齢や何かの条件じゃなくって どんな自分でも見せられる…その信頼関係を築けるなら、ということ。 上手にしなきゃ、とか言われたことを守ってることにしておかなきゃ、とか。 そんな何かを隠さなきゃならないようなら 「いいお産」はできないのだそうです。  もっと、もっと 自然で  もっと、もっと 大切なことがそこにはあるそうなのです。 そして、もう一つ。 「お産の日は、試合当日だと思って、体力も気力も万全の状態にしてね。  お産は、みとさんがするんだよ。私たちは、助けるだけ。  その日まで自覚を持って過ごしてね。」って。 それは、なんだやってみたくなる、素敵なスタートでした。 検診の度に、みきさんといっぱいお話します。 それは、体のことは、もちろん。 心のことも。 ワクワクも不安も みきさんは、私の心も体もちゃんと知っていながら 一緒に、一歩ずつ歩いてくれます。 「雄介さんは、どんな家庭に育ったのかな?  みとさんは?  二人は、どんな家族をつくっていきたいの?」 ってね。そんな話もね。 いろんな、いろんな話を聴いてくれました。 そして、お産を終えた今も。 みきさん、奥野ばぁばに会うが度に、いろんな話を聴いてもらえているのです。


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