子どもたちを盛り上げなくていい
- ohtaki mito

- 9月5日
- 読了時間: 3分
まるで「家族」のような
まるで「友達」のような
心のナビゲーター 大滝みとです。
人生初のめまいの数日です。
めまいがすると
本当に漫画みたいに
目の前の視界が
ぐらんぐらん…と揺れるのね
びっくり
「経口補水液を飲んでみて
美味しかったら
熱中症らしいよ」と聞いて
試しに飲んでみたら
「甘くないポカリスエットやん♡」と
まんまと美味しく感じた私は
どうやら熱中症のようです。
経口補水液も良かったけど
梅干しの漬け汁を水で割ったのが
飲む度、頭がクリアになる感覚がありました。
みなさまも
どうかお気を付けください。
そっと広がる満点の星空
久しぶりに
子どもたちが通う保育園がしている
学童のキャンプに参加しました。
毎度のことながら
プログラムなし!
時間の設定なし!
チームに分かれて
自分たちで
いろんなことを話し合って
決めて、進めていくスタイルです。
私の一番印象に残ったのは
川での飛び込み
その言葉は、何度も聞いていましたが
実際に目の当たりにして
心から納得した瞬間がありました。
それは――
「その子のタイミングでやるから
大人は何もしなくてもいい」
ということ。
いつもの私なら
飛び込もうとしている子に
声をかけて励ましたり
飛べた子を大きな声で
褒めたりしていたと思います。
でも、ここは「風の子」
私もそっと見守る体制を
とることにしました。
年長の子が
見ているこちらが
勇気をもらいました。
私の甥っ子も初めての風の子の夏
彼は、自分だけの「川時間」を楽しんだ後
友達の誘われて岩の滑り台へ
真剣な顔で静かに滑り
滑り終わった時
口元にはかすかに微笑んでいました。
そのまま飛び込む岩の上へ
岩の上で何度も体を前後し
大きく息を吸っては吐き
目を閉じては開けて…
まるで自分の心と話をしているようでした。
大人の目は気にせず
ただ下に見える川に集中して、
「怖さ」と「行ってみたい気持ち」と
じっくり対話しているみたいでした。
やがて「よし!」という
心の声が聞こえたような表情とともに
――ドボン!
その表情のなんとも素敵なこと
水から上がった彼がは
何も言葉を発しませんでした。
すぐに、静かにまた登る
そして、
ドボン!
その全身からあふれる
「嬉しい」「楽しい」
「気持ちいい」
きっといつもなら
大人が促したり
励ましたり
ちょっとした圧をかけたり…
飛べたら
彼以上に大きく喜ぶ
大人の姿があるんじゃないかな。
今回は、そんな刺激がないからこそ
彼の心の中に
満点の星空みたいな
静かな感動が広がったのではないでしょうか。
「盛り上げなくていい」
ただ
「自分」と「目の前のこと」
に集中する時間
私にとっても今年で12年目になる
「風の子」だからこそできる
夏の経験だったと思います。
熱中症のお土産付きではありましたが
とても気づきの多い時間でした。
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