暗闇の先にあった虹
- ohtaki mito

- 10月16日
- 読了時間: 3分
心の灯りが
今にも消えてしまいそうな人の
心の真ん中に
もう一度
ぽっとあかりが灯る瞬間は
いつも美しい
心が震えるような時間です
短い動画にしてみました。
↓
心に松明が灯った瞬間
「自分を生きている気がしないんです」
そう話してくれた彼
本当の自分を見せちゃいけない
そんなことしたら嫌われる
小さいころの経験から
自分の中で
決めたこと
「いつも笑顔で
人に気をつかって過ごすこと」
そうしているうちに
「本当の自分」が
分からなくなっていたのかもしれません
気が付いたら体が動かなくなり
真っ暗な部屋で
三角座りをするしかない
それ以外のことは
したくてもできない
みんな心配してくれている
うれしい
でも
その気持ちに応えられる力がない
だから苦しい
そんな頃に
彼と出逢いました
セッションの中では
彼の心の中に棲む
いろんな「彼」たち
(私はそれを Inner Family と呼んでいます)
その一人ひとりと
少しずつ対話を重ねるうちに
彼の視野が
どんどん広がっていきました
怖さで
小さくなっていた心を確かめたり
そうするしかないほどの
怖さの中にいたことを知って
震えてうつ向いている自分を
自分で迎えにいく
そんな時間を重ねていきました
春を越え、夏になり
夏が終わろうとしている今
彼の心に力が
しっかりと戻ってきました
そして、自分の心のドアを
自分の手で開ける時が
やってきたのです
「自分が感じていることを
人に伝える」ということ
そんなことしたら
「人に嫌われる」という
「大きな魔物」が
でてくるんじゃないかって
思ってたけど
実際に
心の扉を開けた向こうには
「待ってたよ」と
優しい笑顔で迎えてくれる人がいた
彼が思いこんでいた世界は
窮屈で薄暗かった
でも本当は
海の上の澄み渡った空
そこに虹がかかったような
美しくて、優しい世界
だったそうです
上にリンクを貼った動画の
最後の絵が
彼の心が今見ている景色です
彼の透き通った笑顔を見て
思わず
「おめでとう」って言いました
心はとても繊細で
時に壊れそうになったり
不具合をおこしてしまうことがあります
そんな時は
一旦停まって
心と対話してみる
そのまんまを表現してみる
そうすることで
本来の力を取り戻す
それどころか
一層、豊かな未来につながる
そんな想いで
このお仕事をしています
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\今月の『Home』/
10月31日(金)21:30~23:00
参加費無料
定員5名
ちょっと深い
オンラインお話会です
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